見本
太さ・丸み・傾きを変えて試せる見本です。画像ではなく Web フォントなので、サンプルの文字も書き換えられます。
サンプル
文字をクリックすると書き換えられます。
スタイル(36)
静的フォントの組み合わせです。クリックするとそのスタイルに切り替わります。中間の値はスライダーで見られます。
代替字形(ss01〜ss05)
元の OCR-A に入っている代わりの形です。サンプルでも、上の「代替字形」で切り替えられます。
全文字
「元の OCR-A と比較」の設定に合わせて、元の字も表示します。
ダウンロード
GitHub の Releases から OCRAAxis-<版>.zip をダウンロードしてください。中身は次のとおりです。
OCRAAxis-VF.ttf: バリアブルフォントstatic/: 静的フォント36個。OCR-A Axis(ROND 100)と OCR-A Axis Sharp(ROND 0)の2ファミリーで、それぞれ Thin〜Black の9ウェイトと、その Oblique があります
バリアブルフォントと静的フォントは、どちらか一方だけをインストールしてください。名前付きのスタイルの PostScript 名が同じなので、両方を入れるとアプリが取り違えることがあります。

GitHub - jz5/ocra-axis: A variable OCR-A rebuilt from the ANSI X3.17 centerlines, with weight, roundness and slant axes
A variable OCR-A rebuilt from the ANSI X3.17 centerlines, with weight, roundness and slant axes - jz5/ocra-axis
- 2026年10月21日: Ver.1.000 を公開
軸
| 軸 | 範囲 | 既定 | 内容 |
|---|---|---|---|
wght |
100〜900 | 400 | 線の太さ。400 が ANSI の線幅 |
ROND |
0〜100 | 100 | 角の丸み。100 が元の丸い OCR-A、0 が角だけの形 |
slnt |
−10〜0 | 0 | 傾き(度)。負の値で右へ傾く |
送り幅はどの字も同じ 723(1em を1000としたとき)の等幅で、行の高さは1em です。
丸みの途中の値では、角の円弧の半径が小さくなります。線の端も、丸い端から、角の丸い長方形を経て長方形に変わります。太いウェイトでは、字の内側の空間が潰れないよう、一部の字の中心線を動かしています。
代替字形
元の OCR-A の代替字形を、OpenType の機能 ss01〜ss05 で切り替えられます(aalt でも選べます)。字ごとの違いと、代替の字形がある理由は、見本の「代替字形」の表のとおりです。
| 機能 | 字 | 内容 |
|---|---|---|
ss01 |
. |
ピリオド |
ss02 |
? |
疑問符(下の点がない形) |
ss03 |
' |
アポストロフィ(古い版の形) |
ss04 |
, |
カンマ |
ss05 |
- |
ハイフン(古い版の形) |
Web での使い方
バリアブルフォントを @font-face で読み込み、font-weight と font-variation-settings で軸を指定します。
@font-face {
font-family: "OCR-A Axis";
src: url("OCRAAxis-VF.ttf") format("truetype");
font-weight: 100 900;
}
.code {
font-family: "OCR-A Axis", monospace;
font-variation-settings: "ROND" 50, "slnt" -10;
font-weight: 700;
}
元にした OCR-A
OCR-A は、光学式文字認識(OCR)のために米国の規格委員会が作った書体です。歴史と規格、フリーのフォントについては OCR-A の記事にまとめています。
OCR-A Axis は、Matthew Skala 氏の OCR A(Tsukurimashou Project の OCR パッケージ 0.3.1)に収められた、Richard B. Wales 氏の METAFONT の定義から、字の中心線を取り出して作り直したものです。Wales 氏の定義は、Tor Lillqvist 氏の METAFONT 版を ANSI X3.17-1977 に合わせて作り直したもので、Skala 氏の OCR A は、これを MetaType1 に移したものです。
- 線1本を1つの輪郭にし、どのマスターでも点の並びを同じにしています
- 既定の形(wght 400、ROND 100、slnt 0)は、ANSI X3.17 の線幅と丸い角の形です
│(Long Vertical Mark)は、どの太さでも上下の端の位置が変わりません。1/6インチの行送りで、上下の字とつながる高さです- 斜体は、立体の輪郭を傾けたものです
注意
- 表示や印刷のためのフォントです。OCR の機器で読み取ることは想定していません。既定の形以外は、ANSI X3.17 の形から意図して変えています
~_`|の4字は ANSI X3.17 になく、Wales 氏が補ったものです- wght 900 の斜体では、一部の字が字の枠を少しはみ出します
ライセンス
フォントは、元にした Richard B. Wales 氏の条件に従い、無料で配布しています。自由に使えますが、著作権表示とクレジットを残すことと、配布で実費を超える料金を取らないことが条件です。そのため、フォントを有料で販売したり、有料の配布を認めるライセンス(OFL・GPL など)に変えたりはできません。詳しくはリポジトリの LICENSE を参照してください。
フォントを作るためのスクリプトは、MIT License です。