書体
- 書体名: Amelia
- ファウンドリ: Visual Graphics Corporation(VGC)12
- 種類: 写植書体
- デザイナー: Stanley Davis(Stan Davis)234。『アイデア』139号は「D. Stanley」としている5
- 年: 1966年16(ほかに1960年・1963〜1965年・1967年とする資料がある。下記で説明)
VGC が主催した1966年の国際書体デザインコンテスト(1966 International Type Face Design Competition)の入賞作。VGC がまとめた入賞作の冊子『15 award winning type face designs』に、ほかの14書体と並んで見本が載っている1。VGC のコンテストはこれが2回目で、1回目は1965年の全米コンテスト(National Type Face Design Competition)だった7。1969年の『アイデア』96号によれば、1回目は400点以上、2回目は777点を集め、それぞれ優秀作品15点に賞を与えて、フィルムとして販売した2。
コンテストより前の制作の年は、資料によって違う。Tomáš Hlava の講演「Dear Amelia」(2025年)の案内は1963年8、Luc Devroye の「Amelia’s adventure」は、Davis 本人とのやりとりをもとに1964年9、ドイツのクリングシュポール博物館の資料は1965年としている10。Hlava は1965年のコンテストに出したとしているが8、VGC の冊子では1966年のコンテストの入賞作である1。
年を1966年とする資料が多い中、『基本レタリング』の1987年版と1990年の改訂版は1960年としている(1976年の初版は1966年)311。書体の販売サイト MyFonts の Bitstream 版と Tilde 版の説明、それに『アーケードゲーム・タイポグラフィ』は1967年、MyFonts の Linotype 版の説明は1965年としている。いずれも典拠は示されていない12131415。
VGC のほかにも、ニューヨークの写植の会社 Photo-Lettering が Amelia を扱い、字の中を白く抜いた Open(影付きもある)と、より太い X-Bold を独自に加えていた。フランスの Mecanorma は、1969年ごろ、デザイナーの名を出さずに「Orea」の名でドライトランスファーのレタリングシート(紙にこすって写す文字のシート)にした。どちらも Fonts In Use による4。
デザイナー
Stanley Davis は、クリングシュポール博物館の資料によると1938年生まれ10。名前の Amelia は、最初の娘の名前にちなむ48。Luc Devroye によると、娘はこの書体をデザインした1964年に生まれた。Davis は2003年当時、米国ニューヨーク州ソーガティーズに住んでいて、Devroye へのメールで、Amelia は「東洋に着想を求めつつ、古典の伝統をひっくり返しながらも、そこにしっかり根ざしている」と書いている9。Fonts In Use は、陰陽を表す太極図(白と黒の勾玉を組み合わせた円)に着想を得たとしている4。
Hlava によれば、Davis は、自分の書体が売られていることを、映画『イエロー・サブマリン』のテレビの宣伝で見るまで知らなかった8。
字形
Luc Devroye は、すべての角を丸めた、液体のような形を Amelia の原則としている9。
1966年の VGC の冊子(下記リンク)をはじめ、写植の書体見本には、K が2つ(異体の K)あり、fi・it の合字と æ もある12161718。いま売られているデジタルフォント(下の「デジタルフォント」)には、異体の K と it の合字は入っていない(fi・fl の合字はある)1920。


Amelia, Antikva Margaret, Arrow
15 award winning type face designs, 1966 International Type Face Design Competition sponsored by Visual Graphics Corporation. Herb Lubalin Study Center of Design & Typography at Cooper Union; East Village, Manhattan
Luc Devroye は、デジタル版の字形を比べている。Davis の原画に近いのは SoftMaker の A770Deco と BarbarellaSF で、Bitstream・Linotype・Corel の版は、B の膨らみを丸くしすぎている(原画は八角形ぎみ)、P の角を直角にしている、5・6・9 で角の丸め方がそろっていない、などの違いがあるという9。Fonts In Use も、Bitstream 版は外側の曲線がより丸く、カウンター(字の内側の空間)が四角に近いとしている4。
コンピューター文字
いま、コンピューターを思わせる文字として Amelia が使われることは、まずない。MICR(磁気インク文字認識)の数字にならった書体とされるが、字から離れた太い部分を持つ Moore Computer や Data 70 とは異なる、特殊な形をしている。Luc Devroye も、MICR の書体と結び付けられることはあるが、Amelia の構造はほかのどの書体とも違うとしている9。それでも、MICR に由来するコンピューター文字の1つとして紹介され、使われてきた。
1969年の『アイデア』96号は、Amelia を「コンピューター・スタイル」の書体として紹介している2。
これからはコンピューターの時代とも言われているが,それに関係する書体の開発も活発になり,機械が感知できるように設計された書体のスタイルをとり入れたものや,電光板,ネオン管などのスタイルをもったものがある.〈ガウディ〉と〈アメリア〉はコンピューター・スタイル,〈サン・ステンシル〉と〈ビザ〉はステンシル・スタイルである.
1970年の『レタリング&タイポグラフィ』創刊号は、記事「コンピューター文字」で MOORE COMPUTER・GEMINI と並べて Amelia を載せた21。真覚静子『基本レタリング』も「コンピュータ文字」の頁に Amelia を載せ、その下に「発想の元になったコンピュータ文字」として MICR・OCR の書体の見本を並べている11。
アメリアは、国際タイプフェイスコンテストに入賞したコンピュータスタイルの文字で,コンピュータ文字(MICR-フォント)からヒントをえて,新しいスタイルを生みだしている。発想の元になったコンピュータ文字を下段に示した。機械が感知できるもので,しかも人間にも読めるようにデザインされている。
使われ方でも、1982〜1983年に、ポピー(バンダイの子会社)が電子ゲームのシリーズ「ANIMEST(アニメスト)」のロゴを Amelia で組んでいる。シリーズは『ドラえもん』『Dr.スランプ アラレちゃん』『スペースコブラ』『ゴルゴ13』『ルパン三世』など、アニメや漫画を題材にした液晶ゲームで22、本体やパッケージに ANIMEST のロゴと「POPY ELECTRONICS GAME」が入る2324。ただし、『Dr.スランプ んちゃ!ばいちゃ 第3巻』(AR-03)の箱のように、「POPY ELECTRONICS GAME」を Data 70 で組んだものもある。アラレちゃんのゲームの「Dr. SLUMP ARALE」も Amelia で、Fonts In Use でも使用例として紹介されている(下記リンク)25。

Penguin Village Wars handheld game, Animest logo
Sinaloa in use for a handheld game from the Animest series, made by Japanese toy manufacturer Popy (ポピー) in 1982. Arale Norimaki (則巻アラレ) is the protagonist of the Dr. Slump (Dr. スランプ) manga series set in Penguin Village (ペンギン村), created by Akira

Popy Electronics: Dr. Slump Arale Part III Ncha! Bycha (vintage hand-held game)
HandheldEmpire: the open vintage hand-held game database and collectors
2000年代以降の本では、小林章『欧文書体』(2005年)が、1960年代の書体として Eurostile・Promotor・Mojo・Bottleneck と並べて Amelia を挙げ、「Amelia はコンピュータ風なデザインです。」としている26。『ABCのみほん』(2013年)は、1960〜1970年代の「スペースエイジ」の書体として Amelia・COMPUTER・Eurostile を挙げる27。『SF映画のタイポグラフィとデザイン』(2020年)のインタビューで、スティーヴン・コールズは、Computer や Amelia を「MICRと呼ばれているジャンル」の書体とし、Amelia を「60年代後半にSFですごくポピュラーだったフォントですが、これもやはり、機械が読めることを意図したものだった」と語っている28。『アーケードゲーム・タイポグラフィ』(2020年)は、Amelia を「MICR系の書体をゆるい下敷きとして使っていた」書体とし、ナムコ『ゼビウス』の書体を「Data 70とAmeliaを合わせたような」書体としている15。
コールズは Amelia を機械が読めることを意図した書体としているが、Amelia は MICR の数字の構造を借りたディスプレイ用の写植書体で、機械で読み取るための書体ではない。
日本での紹介
日本では、1969年には業界紙や雑誌で紹介されている。1969年9月15日の業界紙『デザインジャーナル』の桑山弥三郎「私の講義録 脱皮が望まれる日本のタイポ」は、アメリカの書体の傾向として「アメリヤやL&Cヘアーラインなどポップ的要素をもったワンシリーズの個性の強いもの」を挙げている29。
1972年の桑山弥三郎 編著『グラフィック・エレメント集 5 ニュー・アルファベット』(1965〜1972年に作られた書体を集めた本)は、「ファンシー」の分類に「アメリア」(No.127、153ページ)を入れ、スタンレイ・ダビス(アメリカ)、1966年、ビジュアル・グラフィックス(マイアミ)の写植書体としている。解説では、発表されると同時に「世界中で人気者になってよく使われた」、「多くの書体に影響を与え似た作品がたくさん出現した」とし、第2回の国際タイプフェイス・デザイン・コンペティションで佳作に入って賞金200ドルを得たと書いている。巻頭の写真(18ページ)には、チューリッヒのメガネ店のウィンドウに刷られた Amelia もある16。
1976年の『アイデア』139号の桑山弥三郎「タイプフェイス・ガイド3. ファンシー」は、ファンシー書体の表に Amelia を入れ、権利所有者を VGC、デザイナーを「D. Stanley」、発売年を1966年としている。表は、どの会社の写植・移動文字で使えるかを1976年8月の時点で調べたもので、Amelia には国内の写植の5社とチャートパックの移動文字に印が付いている。日本でも写植で使えたことが分かる5。
デジタルフォント
書体の販売サイト MyFonts(Bitstream が1999年に始め、2012年から Monotype)では、Bitstream 版・Linotype 版・Tilde 版の3つが売られている121314。Luc Devroye によると、Bitstream 版と Linotype 版は、Davis の原画からデジタル化した版ではなく、おそらく同じもとから作られている9。3つの字形の違いは小さい20。
- Amelia BT/Amelia Std(Bitstream): Bitstream が1990年代の初めに「Amelia BT」の名で出した版(フォントの著作権表示は1990〜1993年)19。Bitstream の書体は2012年に Monotype が買い取り、いまは「Amelia Std」の名で売られている(ファウンドリの表示は Bitstream。MyFonts への掲載は2000年)。説明は、MICR の数字の構造にならって「コンピューター化された」効果を出した書体としている12。下の見本はこの版
- Amelia(Linotype): Luc Devroye によると1997年の「LinotypeAmelia」9。いまは Linotype の「Amelia」(Amelia Pro・Amelia Std)として売られている(MyFonts への掲載は2002年)。Linotype の書体も Monotype のもの。説明は、涙のしずくの形の字の内側を特徴とし、「デジタル時代の言葉を話す」書体としている14
- Amelia CE(Tilde): Tilde は1991年創業のバルト諸国の書体会社で、Bitstream と提携し、Bitstream などの書体に中欧・東欧・バルト諸国の言語やキリル文字の字を足した版を作っている。Amelia CE もその1つで、中欧・バルト諸国の言語の字を足している(MyFonts への掲載は2008年。説明の文は Bitstream 版と同じ)1320
3つとも、異体の K と it の合字は入っていない。fi・fl の合字はある20。
Luc Devroye によると、ほかに Corel の Amy(1991年)、SoftMaker の A770Deco・BarbarellaSF、Southern Software の PerkleDisplaySSi などがあった。Davis は、原画から自分でデジタル化した版と比べて、Bitstream 版と Linotype 版を認めていない9。
使用例

工人舎の広告の「Hamers」。『マイコン』(電波新聞社)1977年
参考資料
デザインジャーナル 3巻9号(通巻31号、1969年9月15日)
出版社 - 現代企画社
出版年 - 1969年9月
桑山弥三郎「私の講義録 脱皮が望まれる日本のタイポ」。アメリカの書体の傾向として、L&C ヘアーラインとともに「アメリヤ」を挙げる。
アイデア 96(1969年9月)
著者 - アイデア編集部 編
出版社 - 誠文堂新光社
出版年 - 1969年9月
書体見本と解説(p.98-103)。「1966 AMELIA Stanley Davis〈Visual Graphics〉」の見本(p.103)。本文で〈ガウディ〉とともに「コンピューター・スタイル」とする(p.100)。
グラフィック・エレメント集 5 ニュー・アルファベット
1965-1972年間に制作された新書体
著者 - 桑山弥三郎 編著
出版社 - 柏書房
出版年 - 1972年
「ファンシー」の分類に「アメリア」(No.127、153ページ)。スタンレイ・ダビス、1966年、ビジュアル・グラフィックスの写植書体として見本と解説。巻頭の写真(18ページ)にチューリッヒのメガネ店のウィンドウ。
基本レタリング
著者 - 水谷元彦・真覚静子 共著
出版社 - 鳳山社
出版年 - 1976年
書体見本(p.89、「コンピュータ文字」の頁)。「1966」「スタンリーデイビス」としている。1987年版・1990年の改訂版は年を1960年とする。
アイデア 139(1976年11月)
著者 - アイデア編集部 編
出版社 - 誠文堂新光社
出版年 - 1976年11月
書体見本(p.46)と書体の表(p.47)。権利所有者 VGC、デザイナー「D. Stanley」、発売年1966。
基本レタリング
著者 - 真覚静子
出版社 - 鳳山社
出版年 - 1987年2月
ISBN - 4831600873
書体見本と解説(p.87、「コンピュータ文字」の頁)。「アメリア〈1960:スタンリー・デイビス〉」。MICR の書体からヒントを得た書体として、「MICR-E13B フォント」(実際は Moore Computer)・「MICR-CMC7 フォント」・「OCR-A フォント」の見本と並べている。
改訂 基本レタリング
著者 - 真覚静子
出版社 - 鳳山社
出版年 - 1990年3月
ISBN - 483160092X
1990年の改訂版(p.85)。内容は1987年版と同じ。
モンセン・スタンダード欧文書体清刷集 1
著者 - モンセンタイポグラファーズ
出版社 - 嶋田出版
出版年 - 1990年6月
ISBN - 4915054616
書体見本(p.7)。大文字・小文字、数字(小さい数字も)、約物、¢・£・¥ のほか、異体の K と æ・fi・it の合字を載せる。スタンダードな書体200書体を、版下に使う清刷(印刷の見本)として1書体1頁で収めた本。1990年6月の改訂第4版第4刷で確認(著作権表示は1979年)。

欧文書体集1488
Homage to the Alphabet: A Typeface Sourcebook
著者 - Phil's Photo
出版社 - オーク出版サービス
出版年 - 1991年1月10日
ISBN - 4872460340
書体見本のみ掲載(p.7)。大文字・小文字・数字のほか、異体の K と合字。分類別索引(CI-51)では「COMPUTER」に分類(ほかに Cucumber・Gemini・LED・Moore Computer)。デザイナー・年の記載なし。

アルファベット書体集330
著者 - ヘルムート・バウアー、クリスチャン・ファイファー
出版社 - グラフィック社
出版年 - 1992年9月
ISBN - 4766107098
書体見本のみ掲載(p.21)。デザイナー・年の記載なし。

パーソナルフォント60 with活用Book
Windows/Macintosh両対応
著者 - 深沢英次&インプレス編集部 編
出版社 - インプレス
出版年 - 2000年6月
ISBN - 4844313738
書体見本のみ掲載(p.56)。Bitstream の「Amelia Regular」(TT0510M_.TTF)。付録の CD-ROM にフォントファイル。

TrueTypeフォントパーフェクトコレクション
改訂3版
著者 - 深沢英次&インプレス編集部
出版社 - インプレス
出版年 - 2004年5月
ISBN - 484431937X
書体見本のみ掲載(p.144)。Bitstream の「Amelia Regular」(TT0510M_.TTF)。「ディスプレイ」に分類。付録の CD-ROM にフォントファイル。

欧文書体 : その背景と使い方
著者 - 小林, 章, 1960-
出版社 - 美術出版社
出版年 - 2005年7月
ISBN - 4568502772
解説(p.72)。1960年代の書体として「Amelia はコンピュータ風なデザインです。」
世界のレトロフォント大事典
Retro Fonts 1830-1990
著者 - グレゴール・シュタヴィンスキー 編著
出版社 - ビー・エヌ・エヌ新社
出版年 - 2010年7月
ISBN - 9784861007002
書体見本のみ掲載(p.374)。「Sphäre」の組見本と、大文字・小文字・数字・記号。「Amelia / Stanley Davis, 1965」(配布元は Linotype)。第7章「高度成長と月面着陸 スイス・タイポグラフィと宇宙時代」(circa 1955 - 1968)に載っている。

ABCのみほん
かたちで見分けるフォントガイド
著者 - アイデア編集部 編
出版社 - 誠文堂新光社
出版年 - 2013年1月
ISBN - 9784416113462
書体見本と解説(p.206-207、「ファンシー」の章)。「Space Age」の最初に大文字・小文字の見本。年代別の頁(p.XXI)で、1960〜1970年代の「スペースエイジ」の書体として Amelia・COMPUTER・Eurostile を挙げる。

文字とタイポグラフィの地平
著者 - 誠文堂新光社
出版社 - 誠文堂新光社
出版年 - 2015年11月
ISBN - 9784416115480
『レタリング&タイポグラフィ』の各号を紹介した本。創刊号(1970年10月)の記事「コンピューター文字」の誌面を再録(p.250)。Amelia の見本。

電子ゲームなつかしブック : 昭和をいろどった憧れのおもちゃたち
出版社 - コアマガジン
出版年 - 2016年10月
ISBN - 9784864369619
ポピーの電子ゲーム『スペースコブラ プロフェッショナル』の本体の写真(p.47)。「POPY ELECTRONICS GAME」と ANIMEST のロゴ。

懐かしの携帯型ゲーム機スーパーガイド
出版社 - マイウェイ出版
出版年 - 2018年3月
ISBN - 9784865118506
ポピーの電子ゲームの本体・箱の写真(p.112・p.118・p.119)。1982年・1983年の機種として載せている。

アーケードゲーム・タイポグラフィ
ビットマップ書体の世界
著者 - 大曲, 都市
出版社 - グラフィック社
出版年 - 2020年1月
ISBN - 9784766133196
解説(p.130、「MICR(磁気インク認識)書体」の章の扉)。注で、1967年の書体、デザイナーはスタン・デイヴィス、版元は VGC とする。

SF映画のタイポグラフィとデザイン
著者 - デイヴ・アディ 著、篠儀直子 訳
出版社 - フィルムアート社
出版年 - 2020年8月
ISBN - 9784845919024
解説(スティーヴン・コールズへのインタビュー)。Computer とともに「MICRと呼ばれているジャンル」の書体として挙げる。書体見本の頁に「Amelia(アメリア)」の見本。
リンク

Amelia in use
Designed by Stan Davis at the age of 24 [Davis] in 1964 [Devroye] or 1965 [Klingspor Museum], inspired by the yin and yang symbol [Davis], and named after his first-born daughter [Hlava]. Among the 15 award winning type face designs in a competition sponsored by Visual Graphics Corporation in 1966. Comes with an alternate ‘K’ [glyph set]. Photo-Lettering additionally offered Open (incl. open and shaded) styles and an X-Bold weight. [1971 specimen] Adopted by Mecanorma for dry transfer lettering as Orea around 1969, without credits. Various digitizations, incl. by Bitstream and Linotype. The former has rounder outer curves and more squarish counters.
VGC 1966 International Typeface Design Competition
VGC 1966 International Typeface Design Competition. Type design information compiled and maintained by Luc Devroye.

Amelia, Antikva Margaret, Arrow
15 award winning type face designs, 1966 International Type Face Design Competition sponsored by Visual Graphics Corporation. Herb Lubalin Study Center of Design & Typography at Cooper Union; East Village, Manhattan

Penguin Village Wars handheld game, Animest logo
Sinaloa in use for a handheld game from the Animest series, made by Japanese toy manufacturer Popy (ポピー) in 1982. Arale Norimaki (則巻アラレ) is the protagonist of the Dr. Slump (Dr. スランプ) manga series set in Penguin Village (ペンギン村), created by Akira

Amelia Font | Webfont & Desktop | MyFonts
Stan Davis drew this face for VGC in 1967, following the structure of the MICR figures to suggest a ‘computerized’ effect.

Amelia Font | Webfont & Desktop | MyFonts
American designer Stanley Davis created the font Amelia™ in 1965. What sets Linotype Amelia apart from all the rest are its unusual inner spaces. Their teardrop forms lead the readers eye through the line of text. These teardrop shapes can also be seen in the contours of the characters themselves, making the letters lo

Amelia Font | Webfont & Desktop | MyFonts
Stan Davis drew this face for VGC in 1967, following the structure of the MICR figures to suggest a ‘computerized’ effect.
出典・注
-
Visual Graphics Corporation『15 award winning type face designs』(1966 International Type Face Design Competition)。Herb Lubalin Study Center 所蔵の冊子の Nick Sherman による写真(Flickr「Amelia, Antikva Margaret, Arrow」「15 award winning type face designs」、2026年10月12日閲覧) ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5
-
桑山弥三郎「欧文書体の新しい傾向 1957〜1967年に発表されたディスプレイタイプ」『アイデア』17巻5号(96号)、誠文堂新光社、1969年、98〜103ページ。Amelia の見本は103ページ ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6
-
水谷元彦・真覚静子『基本レタリング』鳳山社、1976年、89ページ。国立国会図書館デジタルコレクション ↩ ↩2
-
Fonts In Use「Amelia」(2026年9月27日閲覧。「Designed by Stan Davis at the age of 24 [Davis] in 1964 [Devroye] or 1965 [Klingspor Museum], inspired by the yin and yang symbol [Davis], and named after his first-born daughter [Hlava]. Among the 15 award winning type face designs in a competition sponsored by Visual Graphics Corporation in 1966.」) ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5
-
桑山弥三郎「タイプフェイス・ガイド3. ファンシー」『アイデア』24巻6号(139号)、誠文堂新光社、1976年、46・47ページ ↩ ↩2
-
Luc Devroye「VGC 1966 International Typeface Design Competition」(「The winners of the 1966 International typeface Design Competition sponsored by VGC (Visual Graphics Corporation) were … Stanley Davis (Amelia)」)、「VGC Typefaces」(「Amelia Stan Davis 1966」)(2026年9月27日閲覧) ↩
-
Visual Graphics Corporation『fifteen award winning type face designs』(1965 National Type Face Design Competition)。Nick Sherman による写真(Flickr「Fifteen award winning type face designs」、2026年10月12日閲覧) ↩
-
Type@Cooper「Dear Amelia with Tomáš Hlava」(2025年6月30日の講演の案内。2026年10月13日閲覧。Hlava はチェコのグラフィックデザイナーで、2018年から Amelia を調べている。「Tomáš Hlava is a graphic designer from the Czech Republic」「Since 2018, Hlava has been encountering and uncovering the mystery Amelia is wrapped in.」「a typeface designed by Stanley Davis in 1963. Named Amelia, after his first-born daughter, it was submitted for the VGC Phototypesetting competition in 1965」「Davis didn’t know his typeface had been published until he saw a TV promo for the film Yellow Submarine.」) ↩ ↩2 ↩3 ↩4
-
Luc Devroye「Amelia’s adventure」2003年5月18日(2026年9月27日閲覧)。Luc Devroye は、1977年からカナダのマギル大学のコンピューターサイエンス学部に在籍している研究者で(本人のページ。「Joined the School of Computer Science at McGill University in 1977」)、書体とデザイナーの情報を集めたサイト「On snot and fonts」を運営していた(「These pages were permanently closed on May 6, 2022.」) ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8
-
Klingspor Museum「International Type Designer Archive」の「Stanley Davis」(PDF。2026年10月13日閲覧。「Geboren 1938.」「Amelia 1965 VGC」) ↩ ↩2
-
真覚静子『基本レタリング』鳳山社、1987年、87ページ。同『改訂 基本レタリング』鳳山社、1990年、85ページ ↩ ↩2 ↩3
-
MyFonts「Amelia」(Bitstream。2026年10月12日閲覧。「Stan Davis drew this face for VGC in 1967, following the structure of the MICR figures to suggest a ‘computerized’ effect.」、スタイルは Amelia Std Regular) ↩ ↩2 ↩3
-
MyFonts「Amelia」(Tilde。2026年10月13日閲覧。「Stan Davis drew this face for VGC in 1967」「Tilde is a font foundry founded in 1991」「The Library of Tilde localized fonts offers a large selection of Bitstream fonts customized for Central, Eastern European, Baltic and Cyrillic」) ↩ ↩2 ↩3
-
MyFonts「Amelia」(Linotype。2026年10月13日閲覧。「American designer Stanley Davis created the font Amelia™ in 1965.」「Amelia speaks the language of the digital age.」) ↩ ↩2 ↩3
-
大曲都市『アーケードゲーム・タイポグラフィ ビットマップ書体の世界』井原恵子訳、グラフィック社、2020年、130ページ ↩ ↩2
-
桑山弥三郎 編著『グラフィック・エレメント集 5 ニュー・アルファベット』柏書房、1972年、18ページ(写真)、153ページ(No.127)と解説 ↩ ↩2
-
『欧文書体集1488』オーク出版サービス、1991年、7ページ ↩
-
モンセン タイポグラファーズ編『モンセン・スタンダード欧文書体清刷集 1』嶋田出版、1990年(改訂第4版第4刷)、7ページ ↩
-
フォントファイル「TT0510M_.TTF」(『パーソナルフォント60』付録)の name テーブル(「Copyright 1990-1993 Bitstream Inc. All rights reserved.」、フォント名 Amelia BT、識別名「Amelia, Computer 651」、バージョン mfgpctt-v1.63 Thursday, May 13, 1993、ベンダー ID Bits) ↩ ↩2
-
MyFonts の各フォントの字の一覧(Bitstream「Amelia Std Regular」、Linotype「Amelia Std Regular」、Tilde「Amelia CE」。2026年10月13日閲覧) ↩ ↩2 ↩3 ↩4
-
「コンピューター文字」『レタリング&タイポグラフィ』創刊号、日本レタリングデザイナー協会、1970年10月。誌面はアイデア編集部編『文字とタイポグラフィの地平』(誠文堂新光社、2015年)に再録 ↩
-
Handheld Empire「Popy Electronics」(携帯型ゲーム機のコレクターのデータベース。2026年10月13日閲覧) ↩
-
『懐かしの携帯型ゲーム機 スーパーガイド』(マイウェイムック)マイウェイ出版、2018年、112・118・119ページ(ポピーの機種を1982年・1983年とする) ↩
-
『電子ゲームなつかしブック 昭和をいろどった憧れのおもちゃたち』(コアムックシリーズ No.682)、コアマガジン、2016年、47ページ(スペースコブラ プロフェッショナル) ↩
-
Fonts In Use「Penguin Village Wars handheld game, Animest logo」(2026年10月12日閲覧。「The Animest logo as well as “Popy Electronics Game” and “Dr. Slump Arale” are in Amelia.」「The Animest logo in all-caps Amelia also appeared on other Popy games, like Space Cobra.」) ↩
-
小林章『欧文書体 その背景と使い方』美術出版社、2005年、72ページ ↩
-
アイデア編集部編『ABCのみほん かたちで見分けるフォントガイド』誠文堂新光社、2013年、206・207・XXIページ ↩
-
デイヴ・アディ『SF映画のタイポグラフィとデザイン』篠儀直子訳、フィルムアート社、2020年(スティーヴン・コールズへのインタビュー) ↩
-
桑山弥三郎「私の講義録 脱皮が望まれる日本のタイポ」『デザインジャーナル』3巻9号(通巻31号)、現代企画社、1969年9月15日 ↩
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